奈良育英イレブン(写真=会田健司)

 それでも押し気味にゲームを進めたのは日大藤沢。10分には左サイドからのクロスにMF8諸墨清平が頭で合わせる。奈良育英も15分にチャンスを作り、MF6川上隼平が惜しいヘディングシュートを放つ。

 日大藤沢は21分にMF11岡田生都がボックス内から右足で狙い、33分にはロングボールを諸墨が逸らし、FW9山上大智が胸トラップからボレーとゴールに迫るも決め切れず。前半は両チーム無得点で終了した。

 後半に入ると、両チームの選手たちの勝ちたい気持ちがぶつかり合う。相手のプレーにも慣れてきた日大藤沢は徐々に持ち前のコンビネーションも出始め、攻撃の形を作りだす。試合も終盤に突入すると、1点が勝負を決める展開となり、さらに試合は白熱。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)