FC東京B、昨年度チャンピオンを相手に見事な勝利

 2月18日、高円宮杯U−18サッカーリーグ2016 東京はT1リーグ第1節、昨年度インターハイベスト4で昨年度T1リーグ優勝の関東一とT1リーグに今年度昇格のFC東京U-18(B)の一戦を開催した。FC東京U-18(B)は注目の元バルセロナユース久保建英もベンチ入り。

 試合はキックオフからすぐに動く。開始1分、36番杉山伶央がボールをもらいターンすると素晴らしいいスルーパス。抜け出した18番鈴木郁也がキーパーとの1対1を冷静に右に流し込みゴール。T1デビューのFC東京U-18(B)が開始早々先制する。

 一方、先制された関東一は修正し落ち着いてボールをキープし始め試合のペースを握る。サイドを起点に攻めるがFC東京U-18(B) の守備も固い。

 FC東京U-18(B) は28分右サイドペナルティエリア内で粘ってボールを奪った28番荒川滉貴からのマイナスのパスをファーサイドにいた38番小林幹が決めて追加点。前半終了はそのままFC東京Bの2点リードで折り返す。

 後半に入ると両チームが拮抗した展開に。後半はリードされている関東一ペースになるがFC東京U-18(B) のディフェンスの前になかなかチャンスを作れず。関東一は後半18分交代で入った14番重田快がスルーパスに抜け出すがゴールならず。

 後半20分 注目の46番久保が投入される。後半23分コーナーキックのこぼれ球を拾った久保が一人かわしてシュートするが惜しくも枠の外に外れる。2トップを入れ替えたFC東京U-18(B) の前線からのプレスが効きボール奪取が光る。

 試合はそのまま試合をうまくコントロールしたFC東京U-18(B) が勝利。昨年度チャンピオンを相手に見事な勝利で開幕という幸先の良いスタートを切った。