応援部・吹奏楽部も詰め掛け盛大な応援を繰り広げた高松北応援席

 PK戦1-1からの3人目となる四国学院大香川西・玉田を「PKの時にくせはつかめたので、迷わず左に飛んで」セーブすると、3人連続でPKをストップ。四国学院大香川西・加藤も4人中2人をセーブする奮闘を見せたが、あと一歩及ばず。2-1でPK戦を制した高松北が2004年・島根インターハイ以来となる19年(18大会)ぶり3度目のインターハイ出場を決めた。

 試合後はひとしきり応援部、吹奏楽部も詰め掛けたバックスタンドと喜びを共にした高松北。しかし最後にキャプテンの森本はこう言って顔を引き締めた。

 「フットサルの全国もかかっているので、頑張ります」

 5月の「全日本ユース(U-18)フットサル大会香川県大会」で初優勝し、7月9日(日)に愛媛県四国中央市のアリーナ土居で行われる四国大会を制すると初のフットサルU-18大会出場が決まる高松北は、まずは「フットサルでも全国」その先にある「インターハイベスト8入り」の目標達成へ向けて、着実な歩みを進めていく。

(文・写真=編集部)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)香川予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)香川予選