決勝点を喜ぶ日体大柏の選手たち

 後半開始直後に退場者を出すアクシデントに見舞われた日体大柏は、後半8分、ミドルシュートを放たれ肝を冷やす。互いに集中力を切らさないまま時間が経過し、一歩も譲らなかった一戦は、終盤戦へ。すると、10人の日体大柏がついに均衡を破る。後半40分、日体大柏はペナルティライン付近の直接FKを獲得。キッカーのFW10片野拓久(3年)が一呼吸して放ったシュートは見事にゴールネットに突き刺さり、欲しかった先制点を奪取。日体大柏は、試合終了間際にゴールポスト直撃のシュートを打たれるも何とか逃げ切り、準々決勝を突破し、4強入りを決めた。

 

(文・写真=田原豊)

▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選