インハイ予選準Vの浦和南が狭山ヶ丘を下し2年ぶりのセミファイナルへ

浦和南が狭山ヶ丘を下し2年ぶりのセミファイナルへ(写真=河野正)

 第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選10月29日、浦和駒場スタジアムで決勝トーナメント準々決勝の残り2試合が行われ、高校総体予選準優勝の浦和南が初の4強を目指した狭山ヶ丘を1-0で下し、2年ぶり25度目のベスト4に進んだ。11月5日の準決勝(13時35分・NACK5スタジアム)で、聖望学園と顔を合わせる。

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 前半は互いに単発の攻撃を繰り返し、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開。両チームとも相手の守備を崩し切るまでの形に持ち込めず、決め手を欠いた。浦和南は13分にアンカー牛田晴人が、MF伊田朋樹(ともに3年)の蹴った右CKのこぼれ球を拾ってシュート。これが得点の可能性があった唯一の一打で、狭山ヶ丘は絶好の展開からのシュートが1本もなかった。

 それでもともに前線、中盤から厳しいプレスを惜しまず、自陣深くに攻め込まれてもタイトで忠実な守りを継続。簡単には守備に穴を開けさせなかった。

 1点勝負の様相で迎えた後半、そろってビッグチャンスを迎えた。

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▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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