全国4強入りから約3週間…国見、県内の難しさ痛感 諫早商と2-2ドロー

諫早商 vs 国見(写真=藤原裕久)

 北海道総体で19年ぶりの全国ベスト4進出を達成してから約3週間、全国での戦いを経験した国見が、8月26日に長崎県諫早市の『スポーツパークいさはや』で開催された『高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2023 長崎1部』第10節で諫早商と対戦。

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 2点を先行し国見が上々のスタートを切った試合は、リードを奪われながらも徹底してスペースを与えない戦いを貫いた諫早商が同点とし、国見に「全国で戦うのとは違う難しさ」(国見・木藤健太監督)を痛感させる引き分けに持ち込んだ。

 守備こそ安定しているものの得点力不足が響き、ここまでのリーグ戦で2勝2分け5敗と苦戦の続く諫早商を、国見がどう崩すかが注目されたこの一戦。立ち上がりからボールを持つ国見は、開始8分に門崎健一の右の突破からエース中山葵が先制ゴールを奪い先制に成功。守りでも高い位置からプレッシャーをかけ球際で優位に立つ国見は、その後も落ち着いたボール回しからサイドを攻略し、22分に門崎健一のゴールで追加点を決めて2-0。

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