飯塚 vs 鵬翔

 対する鵬翔は前半、ボールを繋ぐ意識が強すぎたため、カウンターの切れ味が出せずにいたが、ハーフタイムには上永監督は「奪ってからシンプルにプレーしよう」と選手に指示。加えて、「試合の流れで、自分が背後を取るより、1回落ちて触った方が良いなという感覚があった。その方がチャンスになることが多いなと思って変えてみたら攻撃が上手く行った」と話す山中を起点とした攻撃も機能し始めた。

 後半4分にはDF3黒木謙伍(2年)が飯塚DFの背後に浮き球を落とすと前に出たGKよりも先に山中が頭で触って同点に追い付いた。続く10分には右クロスがファーに流れた所で山中が回収し、FW20瀬戸山翼(2年)の見せ場を作るなど攻撃のギアを上げていく。

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▽第45回九州高校U17サッカー大会
第45回九州高校U17サッカー大会