試合風景

ハットトリックの活躍をみせたMF米田(駒澤大学高等学校)

昨年度選手権全国8強の駒澤大学高等学校、全国に王手!

 全国総体への出場権を懸けた戦いもいよいよクライマックスへ。6月11日、清瀬内山グランドにて東京2次トーナメント準々決勝「駒澤大学高等学校vs都立東大和南」が行われた。

 全国出場が視野に入るこの一戦のスターティングメンバーは駒澤大学高等学校から。GK征矢楽土、DF右から斉藤我空、DFリーダー佐藤揺大、高さがある西田直也、村上哲、ボランチ2枚服部正也とキャプテン高橋勇夢、左サイド菊地雄介、右サイドに米田泰盛、前線に影山克明、その下に小池浩然の布陣で臨む。

 対する都立東大和南はGK山本浩也、DF右から金子雅弘、CB2枚は飯島とキャプテン岸本真輝の高さのある2枚、左に阿部文哉、広瀬将一と根本勇歩が中盤の底に。両ワイドには宮尾慧吾と田中大地、前線に住谷大輝、トップ下に攻撃の要のテクニシャン平塚真史が攻撃のタクトを振るう。

 フィジカルを前面に押し出しファイトしてくる駒澤大学高等学校とボールを繋ぎ相手をいなす都立東大和南。ベンチワークを見ても試合開始の合図とともに激を飛ばし続ける駒澤大学高等学校と静観する都立東大和南の対照的な試合は7分に駒澤大学高等学校DF村上がファーストシュートを放つが大きく枠の外へ。鍛えられた駒澤大学高等学校のハイプレスと球際に最終ラインではボールを回せるが相手陣地でなかなかプレーをさせてもらえない。GK山本がDFにボールを預けると瞬く間に駒澤大学高等学校がプレッシャーをかける。ゴールを外してリターンをもらったGK山本のクリアボールが右サイドのMF米田の足元へ。MF米田が冷静に中距離から無人のゴールに流して先制する。都立東大和南はもったいない失点になってしまう。

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