東大和南vs帝京
7年ぶりの全国へ前進!帝京が東大和を退ける
11月6日、味の素フィールド西が丘競技場にて行われた平成28年度 「第95回全国高校サッカー選手権東京予選」2次予選Bブロック準決勝第1試合は都立東大和南と帝京の顔合わせとなった。全身緑のユニフォームで臨む都立東大和南のフォーメーションは4-2-3-1。8番の平塚を攻撃の核とし、後方からのビルドアップから相手の隙を見逃さず好機をものにしたい。
対する帝京は中盤ボックス型の4-4-2。カナリア軍団を彷彿とさせる黄・青・白のお馴染みのユニフォームで試合に臨む。前線の11番FW中瀬の機動力を生かし、右サイドの9番サントス・デ・オリベイラ・ランドリックの個人技で形を作れるか。
序盤は両チーム相手の出方を伺ってか、またはスタジアムの雰囲気がいつもと違うせいなのかリスクを負わない緩やかなゲーム展開。そんな中で6分に都立東大和南が中央から左サイドを使い相手陣地に入り込む。チャンスになるかと思われたがフリーで蹴ったクロスボールはそのままゴールラインを割ってしまいファーストシュートとはならず。時間が経つにつれて徐々に帝京ペースに。8番三浦颯太が右サイドから攻め込みPA内の6番五十嵐陸へ。巧みなターンで相手を外し近距離からシュートするが惜しくも左に外れる。18分、右SB7番荻原健太がFW11番中瀬大夢に楔を当てる。相手を背負いながら力強いポストプレーでボールを収めてターンしながら中央へ。左サイドの8番三浦がボールを受けPA内に進入。シザースから縦に突破し左足でシュートに持ち込む。ゴールかと思われたがボールは惜しくも右に逸れ先制とはならず。