雨が止んだ曇り空の中、G組横浜隼人元石川の試合が瀬谷高校のグランドにて行われた。青色のユニフォームに身をつつむ横浜隼人と白のユニフォームに身をつつむ元石川。2回戦進出を懸け、両者が激しく激突した。

 横浜隼人のキックオフで試合が始まると、序盤から元石川が前線へとボールを運ぶ回数が多く見られる。すると10分、攻める元石川は細かくパスを繋ぎ最後は前線に待ち構えたエースFW浅野輝紀へ。ゴール前でボールを受けたFW浅野はこれを冷静に決め、元石川が幸先良く先制する。

 一方、先手を取られた横浜隼人は、我慢の時間帯が続くが集中力を切らさず堅実な守備を見せる。GK戸羽将大のナイスセービングも目立ち、追加点を防ぐと少しずつボール保持率を高める横浜隼人はFW告井友哉を起点に果敢にシュートを放つ。するとに前半終了間際CKのチャンスを獲得。このチャンスにDF滝島広大がクロスをあげると、FW告井が合わせ、終了間際に価値ある同点ゴール。1対1で前半を折り返す。

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