小倉輝生、武田洸らのゴールで第8地区が5-2で勝利

 平成28年度地区選抜U-16研修大会は2月11日に2日目を迎えた。この日は2会場で計4試合を行い13日の最終日で来年度AブロックとBブロックの入れ換えチームが決まる。

 駒沢第2球技場で行われた第1試合は都立東久留米総合の木原監督率いる第8地区と都立上野の市川監督率いる第3地区が激突。試合はポゼッションとカウンターを上手く併用した第8地区が優位に試合を進めるも先制したのは第3地区。15分に13番林哲浩(帝京)からのスルーパスをDFラインで受け取った11番小倉輝生(成立学園)がゴールを決める。対する第8地区は29分に高い位置でボールを奪い抜け出した14番伊藤至人(都立東久留米総合)が同点弾を決めると36分に速攻から16番武田洸(都立東久留米総合)が逆転弾。後半11分にCKのこぼれ球を6番若松直哉(東海大菅生)が右足で蹴りこみ追加点をあげると後半15分にもバイタルエリアに走り込んだ14番伊藤がGKの位置を見て冷静にループシュートでゴールに流し込む。

 点差がついても諦めない第3地区は途中出場の9番慶野皓哉(東京成徳大高)が足元へのパスをピタリと足元に止めて右足アウトサイドでゴール左に技ありゴールを決める。4-2で第8地区リードで迎えた37分、第8地区はカウンターから15番小野鈴音(創価)がGKと一対一を迎える。シュートはGKに触られるが枠内に吸い込まれ5-2。互いにアグレッシブに攻めたゲームは第8地区に軍配が上がった。

(文・佐々木竜太)