東京B が中村竜也らのゴールで3-1で千葉Bに勝利!
2月26日、初の試みとして千葉・東京U-16交流大会が行われ、高体連U-16年代の東京と千葉の選抜選手が千葉県ZOZOPARKにて熱戦を繰り広げた。両都県にて実施されるブロック・地区の研修対抗戦の集大成として、選手及び指導者の資質向上と両都県の交流・情報交換の機会を設けることを目的とした今大会。各都県地区選抜大会・ブロック対抗戦優勝チームをAチーム、東京は2位以下のチームからの選抜をBチーム、千葉は準優勝チームをBチームとして試合が行われた。
第1試合の東京B 対 千葉B。フレンドリーマッチといった和気あいあいな雰囲気は一切なく、序盤からお互い闘志むき出しの激しいぶつかり合いが展開される。前半から負傷退場が出るほど緊迫した試合が動いたのは後半5分。右サイドをワンツーで抜け出した東京B、相手GKを引きつけ中央へラストパス。フリーの中村竜也(成立学園)が落ち着いて蹴り込み1-0。直後の後半7分、東京Bは更にたたみかける。横田雄希弥(東京成徳大高)が相手DFのクリアを弾きそのままゴールへ独走。思い切りの良いシュートはGKの手を弾き飛ばしボールはゴールへ吸い込まれ、東京Bがリードを2点に広げる。攻撃の手を緩めない東京Bは後半17分、ゴールまで約25m、中央やや右で得たフリーキックをこの日、No.10を託された島田俊作(東工大附)が直接叩き込み3-0。
千葉Bも幾度となく攻め込むが、ペナリティエリア内へ侵入しゴールを脅かすまでのシーンを作ることができない。ディフェンスライン、ボランチの出足の早い守備に苦戦を強いられた千葉Bだが後半30分に相手CKからカウンターで押し込み東京Bのミスを誘うと、中田豪(千葉明徳)が落ち着いて決め1点を返すも、このまま試合は終了。3-1で東京Bが勝利した。
(文・写真 甲斐雅人)