関東一が都立高島を3-0で撃破し初戦突破
4月9日、平成29年度 関東高校サッカー大会 東京都予選1回戦の駒沢補助競技場第2試合では都立高島と関東一が激突した。雨足が強まりところどころに水たまりができる悪天候の中行われた一戦は関東一がボールを持つ時間が増えるが最後のところでピッチ影響もあるのか、精度を欠きチャンスを作るところまでいけず。都立高島は押し込まれる時間が多い中、全員で守りカウンターのチャンスをうかがう。
徐々にピッチになれはじめ両チームゴールの予感が漂う。23分、関東一MF8番古宇田旭が直接FKを狙うが惜しくも枠を捉えきれず。29分、関東一FW9番村井柊斗がスルーパスに抜け出すがトラップが大きくなりボールはGKの手の中に。一方、都立高島は30分にMF6番大熊海都が遠目からのシュートを放つも枠の外。両チーム攻めあう中、ゲームが動いたのは前半38分。関東一のCK、キッカーは8番古宇田柊斗の送ったボールをファーで合わせたキャプテンDF2番小野凌弥が頭で叩き込み先制点。 後半、関東一は怒涛の攻撃を仕掛けるも都立高島のDFラインの踏ん張りとGK1番橋本聖のファインセーブによりなかなか追加点を奪えなかったが、都立高島の運動量が落ち始めた21分に追加点を奪うと、更に35分にも9番村井柊都がダメ押しゴールを決め加点した。
そして、試合はこのままタイムアップ。下馬評通りの結果となったが、失点するまでは都立高島のプラン通りに近い形で試合が進んだだけに都立高島にとっては悔しい結果となった。尚、初戦を突破あした関東一は4月16日同会場で都立駒場を迎えうつ。
(文・写真 佐々木竜太)