関東一vs市立船橋

最後まで戦う姿勢を貫いた市立船橋は何とか逃げ切る

 昨年度の総体王者・市立船橋が2年前の総体ベスト4・関東一を迎えた一戦。一昨年、昨年にも夏の大舞台で対決し、その時はどちらも市立船橋が勝利を収めている。3年連続での対決となった両者の対戦だが、試合を左右したのはエースの決定力だった。

 試合は序盤から全くの互角。球際の強さとハードワークをベースにした市立船橋は長谷川凌や平川猛人を軸に堅守を発揮し、相手に付け入る隙を与えない。対する関東一は重田快や村井柊斗などが速さを生かし、相手陣内へと侵入していく。前半25分には佐藤誠也のループパスから小関陽星が絶好機。力んでシュートをバーに当ててしまったが、王者相手に一歩も引かない好ゲームを演じてみせた。

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