PK戦を制した前橋育英

最後まで粘り強く戦った前橋育英が3位入賞

 平成29年度高校サッカー関東大会 の最終日に行われた、3位決定戦は地元埼玉県代表正智深谷VS群馬代表であり全国の強豪・前橋育英の顔合わせとなった。

 地元開催の正智深谷は勝利で今大会を終えたいところ。正智深谷の攻撃はGK1番根岸飛向も果敢に参加するビルドアップから右へ左へボールを動かし中盤の7番谷口瑛也と14番須田竜太郎を中心にチャンスを伺う。

 チャンスを先に迎えたのは前橋育英。前半14分に右SBに入った17番塚原舜介のロングスローでゴール前へボールを放り込み混戦からシュートまでいくが正智深谷DFがゴールライン上で何とかクリアし先制を許さない。

 同26分にも前橋育英。左サイドPA付近からのFKを中に合わせず13番水多海斗が直接狙うがここはGKに防がれる。更に前橋育英ペースでゲームは進むが正智深谷も右サイド11番西澤悠人のスピードを生かしたドリブルで反撃に出ようとするが前橋育英の堅いDFを前にチャンスを作れず前半はスコアレスで折り返す。

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