桐蔭学園が完勝で14年ぶりに決勝進出

 第96回全国高校サッカー選手権神奈川県予選の2次予選準決勝第2試合が11月25日にニッパツ三ツ沢競技場で行われ、桐蔭学園が湘南学院を退け14年ぶりとなる決勝進出を決めた。

 試合は立ち上がりから動く。前半2分、ハーフウェイライン手前から7番MF宍戸晃瑶の鋭いスペースへのパスに反応した3番FW森山翔介が独走しゴール、桐蔭学園が1-0とリードする。立て続けに同24分、左から5番DF岩本卓也のクロスをヘディングで16番MF若林龍が折り返し、最後は11番MF平田一真が詰めてゴール、2-0と桐蔭学園がリードを広げる。更に同38分桐蔭学園、左コーナーキックのこぼれ球をキック後同サイドに残っていた6番MF金子大樹が拾うとキックフェイントでDFを交わし中へカットイン。そのまま右足で放たれたシュートはファーサイドネットへ突き刺さりゴール、3-0と湘南学院に重くのしかかる3点目を叩き込む。前半はこのまま終了し、3-0の桐蔭学園リードで折り返す。

【次のページ】 後半も手を緩めない桐蔭学園