
北海道出身の1年生、福島快斗さん
北海道出身の1年生、福島快斗さん(19)も大のスパイク好き。「将来はマネージャー業とともに、スパイクを扱う仕事に就きたい」と当時所属していたクラーク記念国際高校札幌大通校サッカー部の監督に相談するとCITY FOOTBALL ACADEMYに知人がいるという。
「去年の3月、高校のサッカー部が(栃木県の)矢板フェスティバルに参加した時、学園のオープンキャンパスがあったので特別に参加させてもらいました。その時すぐに気に入りました。施設がすごくて想像以上でした」
クラーク記念国際高校札幌大通校は、Jリーグ北海道コンサドーレ札幌の派遣コーチが指導するなど業務提携を結んでいる。昨年5月25日、札幌ドームで開催された札幌―鹿島アントラーズ戦で、福島さんは札幌の事務所から道具などを運び、GKの準備などを手伝った。エキップと呼んでいたが、いわゆるホペイロの業務を担当した。
福島さんは「試合の準備を手伝い、整備されるのを目の当たりにして感激しました」と貴重な経験をしたことで、裏方の仕事により強い熱意を抱くことになったそうだ。熱くたぎるものがあったという。
5月半ばから始まった実習では、プロフットボール学科のトレーニングのサポートを担当し、紅白戦の副審やボール拾い、給水ボトルの配置などで忙しそうに動き回っていた。「自分はコミュニケーションを取るのが少し苦手なので、入学してから1週間は誰ともしゃべれませんでした。でも社会に出たら第一印象は大切なので、在学中に上手なコミュニケーションの取り方も学びたい」と学校生活に期待を寄せた。
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