本格的な新チーム始動が目立つ高校サッカー界。高校サッカードットコムでは新シーズンに飛躍を見据える全国の強豪校を紹介する。

【vol.14八千代(千葉)】
 2013年総体では市立船橋が優勝し、昨冬の選手権では流通経済大柏が4強入りするなど今や高校サッカー界きっての強豪が凌ぎを削る激戦区である千葉県で王座奪還を狙う橙色のユニフォーム。1999年の総体では初の全国制覇に輝き、これまで数多くの実績を積み上げてきた名門八千代の2015年シーズンは飛躍の年となるのだろうか。

 かつて日本一にまで登り詰めた強豪もここ1、2年は千葉における覇権争いから遠のき、蚊帳の外に追いやられている印象を受ける。全国出場を目指した2014年シーズンを振り返ると、総体では習志野に競り負け準々決勝敗退。4強に進出した選手権では準決勝で市立船橋と対戦すると延長戦の末、惜しくも屈する結果に終わっている。

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