続いて、昨季プリンスリーグ関東で9位に沈み、降格の屈辱を味わった國學院久我山も1年での復帰を虎視眈々と狙う。2試合未消化ながら、現在7試合を終えて4勝1敗2分け、勝ち点14を獲得し4位。攻守共に、昨季選手権を制したチームと比べれば、成長途中と言ったところだが、リーグ戦での戦いぶりは勝負強さが光る印象。首位追撃へ、後半戦の主役に躍り出ることはできるのか。
最後に、前述の都立東久留米総合が活躍する一方で、他2チームの昇格組は苦しい戦いが続く。昨季のT2リーグでは最後まで都立東久留米総合との優勝争いを演じ、2位に入った多摩大目黒が開幕から泥沼の9連敗で最下位に低迷すれば、同3位の駿台学園も9試合で挙げた白星はわずかに1。駿台学園は開幕連敗のあと、多摩大目黒に3対0で快勝し、復調に兆しが見えたようにも思えたが、その後負けが込む形で現在9位と降格圏に位置している。
両チームともに、7位実践学園、8位成立学園との勝ち点差は大きく開いているだけに、残留に向けて予断を許さない状況は続くが、それでもリーグ戦は折り返し地点を迎えたところ。残り試合でどこまで勝ち点を伸ばすことができるのか。後半戦での巻き返しが求められる。
尚、T1リーグ後半戦は今月17日より順次開催。10月の最終節まで、熱戦が繰り広げられる。
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2015年 東京 T1リーグ