続いて2つ目は、大会屈指のストライカー東京朝鮮中高級学校FWリャンヒョンジュと関東一守備陣のマッチアップ。ハイクオリティの攻防が見られそうだ。
まずは東京朝鮮中高級学校のエースとして君臨するFWリャンヒョンジュ。1年生ながら主力級の活躍を見せた昨年からさらなる成長を遂げるストライカーの勢いが止まりそうもない。一次予選ブロック決勝で決勝点をマークすると、二次トーナメント1回戦帝京戦ではハットトリックの大活躍。状況を独力で打開できる突破力に加え、決定力も兼ね揃えるストライカーはこの試合でも間違いなくチーム浮沈の鍵を握るだろう。
しかし対する関東一の守備も決して劣るわけではない。関東大会東京都予選では5試合1失点、首位を快走するT1リーグでは8試合2失点と、数字が示すようにその堅守ぶりは一目瞭然。DF鈴木友也ら4バックを軸にFWリャンヒョンジュ対策、さらには2トップを組むことが濃厚なFWリフィドンに対するケアも含め徹底したいところだ。
果たして勝るのは関東一の“巧さ”か、それとも東京朝鮮中高級学校の“強さ”か。運命のキックオフは刻一刻と迫っている。
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高校サッカー総体(インターハイ)東京都大会