■東京朝鮮中高級学校、都立東久留米総合はあと一歩のところで涙
都立東久留米総合は4年ぶりの王座奪還目指すもPK戦の末敗退
FWリャンヒョンジュの活躍が注目を浴び、台風の目として今大会を席巻した東京朝鮮中高級学校。悲願の全国初出場を目前に惜しくも敗れる結果に終わったが、伝統の力強さは攻守に輝き、抜群の存在感を放った。FWリャンヒョンジュと共に2トップを組む機会が多かったFWリフィドンや守備の要DFキムファンジ らがチームを牽引。06年以来となった4強のピッチで逃した栄光は、選手権の舞台で取り返す。
また、4年ぶりの王座奪還を目指した都立東久留米総合はPK戦の末、準決勝で涙を飲んだ。現在2位と好調を維持するT1リーグと同様、勝ち星を重ねた今大会は、都立駒場や東京実業ら実力校を撃破するなど躍動。左右遜色なく繰り出されるサイド攻撃は大会屈指の破壊力であった。
関東一、國學院久我山の両チームは東京都代表の誇りを胸に、全国へと挑む。振り返れば、平成14年度の帝京を最後に、東京勢の総体優勝は遠ざかっているが、果たして彼らは栄光を掴み取ることはできるのか。注目の全国総体は8月から兵庫県で開催される。
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