
堀越 vs 國學院久我山(写真=矢島公彦)
11月16日、第104回全国高校サッカー選手権東京予選Aブロック決勝が味の素スタジアムで行われ、3年連続での全国を狙った堀越と対戦した國學院久我山は2-7で敗れ3年ぶりの全国切符を逃した。
立ち上がりは久我山が主導権を握った。堀越の3バックのサイドスペースを突き、4分にFW9坂東輝一のミドル、6分にはFW11小笠原怜が狙い澄ましたシュートを放つ。相手3バックの横幅を揺さぶりながら、早い時間帯からフィニッシュに持ち込む形は想定通りだった。
しかし、均衡を破ったのは堀越。16分、右WB2杉村充樹の巻いたクロスにFW8小川稜太が胸で合わせる難度の高いシュートを決め、久我山は先制を許した。それでも前半終盤には坂東が鋭いカットインから再びゴールを脅かし、スコアは0-1のまま折り返し。後半の入りで同点を目指したが、ここから堀越の攻撃が一気に加速する。
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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

