写真:T2リーグ得点王に輝いた栗田マーク(東京実業)
激闘の選手権を終えて幕を閉じた2015年シーズン。高校サッカードットコムではここ東京において繰り広げられた熱戦をプレイバック。第4回目はTリーグを振り返る。
【Vol.4 東京Tリーグ】
T1リーグを制したのは関東一。全18試合を戦い13勝2敗3分け成績で4年ぶりの優勝を飾るとこれで関東大会、総体に続く3冠を達成した。得点王となったMF太田翔を擁した横河武蔵野FCユースや、1年でのプリンスリーグ関東復帰を目指した國學院久我山、さらには連覇を狙った実践学園ら並み居る強敵を抑えての優勝。開幕から12戦負けなしと首位を快走し、終盤はやや失速したものの前述のライバルらの追い上げをかわした。それでも叶わなかったプリンスリーグ関東昇格の夢。昨年12月に行われた参入戦では矢板中央(栃木)に敗れT1リーグ残留が決まったが、連覇が懸かる来季にも大きな期待が寄せられる。
続いてT2リーグでは東京実業が優勝。FW栗田マーク、MF萩原陸らを軸とした攻撃力を売りに白星を積み重ねた今季は最終節を残す形で戴冠。見事T1リーグ昇格を勝ち取った。得点王に輝いた栗田は開幕戦となった堀越戦での2ゴールを皮切りに16ゴールを挙げるまさにMVP級の大活躍。優勝の大きな原動力となった。
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2015年 東京Tリーグ