試合風景

喜ぶ武蔵の選手たち

 その一方で、昨年度の選手権全国準優勝の國學院久我山は1次トーナメントの初戦では大成と対戦。試合終盤までリードを許し苦しい展開になるも、試合終了間際の勝ち越しゴールによってなんとか勝ち切りブロック決勝に進出。しかし、2次トーナメントを懸けた一戦では猛攻をみせるも延長前半に都立駒場のMF国枝拓に決勝弾を許し、1次トーナメント敗退となった。

 また、伝統校の帝京武蔵にMF飯塚健太郎とDF柳原佑紀のゴールで2点を先取され、後半32分に帝京DF五十嵐陸のヘッドで1点を返すも反撃及ばず。全国総体通算31回の出場を誇るカナリア軍団は1次トーナメントのブロック決勝(試合レポート)で姿を消した。さらに、T1リーグで関東一駒澤大学高等学校らと戦う実践学園はブロック決勝で東海大高輪台に0-3で敗れ2次進出を逃している。

 強豪校が続々と1次トーナメントで姿を消した東京予選もいよいよクライマックス。全国への2枚の切符をかけて総勢10校が2次トーナメントを戦う。