10月15日(日)、東京スポーツ・レクリエーション専門学校第2校舎アリーナ(東京都・江戸川区)で、「第1回全国高校ヘディス選手権」が開催された。大会には全国13の高校から13名が参加し、白熱した好試合の連続に場内は大いに盛り上がった。

グループ予選を制し、準決勝に勝ち残ったのは埼玉県と熊本県からそれぞれ2名。県勢同士がつぶしあう形となった準決勝は、グループ全勝通過の堀川選手が危なげなく決勝に駒を進めたのに対し、同じくグループ全勝の杉尾選手は、小鷹選手の勢いに押されて惜敗。決勝戦は熊本対埼玉、3年生対1年生という好対照な試合となった。

迎えた決勝。第1セットは自力に勝る堀川選手が先取するものの、小鷹選手も負けていない。強気のヘディングボレーでペースを掴むと第2セットを奪取し、両者譲らぬまま最終セットに。最後は3年生の意地をみせた堀川選手が小鷹選手を振り切り、栄えあるヘディス初代王者に輝いた。

優勝:堀川選手のコメント
「へディスとの出会いはフットサルのコーチから教えてもらった。遠くから来て、優勝を持って帰りたいと思って来たので優勝できて嬉しかったです。(ヘディスのコツは)低いボールが来たら膝を曲げて低い体勢から打つようにしました。

上位入賞者は以下の通り。

1位 堀川武留(熊本県・開進高校3年)
2位 小鷹理人(埼玉県・聖望学園高校1年)
3位 西野慶志(熊本県・御船高校1年)
4位 杉尾和洋(埼玉県・所沢商業高校2年)

▽決勝
堀川武留(関進高校)2-1 小鷹理人(聖望学園高校)
(11-3、 4-11 、11-4)
▽準決勝
堀川武留(関進高校)2-0 西野慶志(御船高校)
(11-7、 13-11)
小鷹理人(聖望学園高校)2-1 杉尾和洋(所沢商業高校)
(8-11、11-3、 11-6)
▽3 位決定戦
西野慶志(御船高校) 2-1 杉尾和洋(所沢商業高校)
(11-13、11-8、11-9)

【取材・文・写真】
東京スポーツ・レクリエーション専門学校 SB実践科
本名 奈菜
小柴 英里香
鈴木 道大
CHAN KA CHUN
永井 辰憲
児玉 明日香
川口 友美