U-20ワールドカップの開幕が間近に迫っている。若き精鋭たちが集う世界大会だけに注目度は非常に高い。

アジア最終予選を突破した日本も出場する。その代表メンバーが5月7日に発表された。影山雅永監督は「厳しい戦いになると思うが、自分たちのいいところを最大限出し切って、ひとつでも上位に勝ち進んでいきたい」と意気込みを語っている。

U-20日本を引っ張るのはFWの田川亨介(FC東京)、宮代大聖(川崎F)、MFの郷家友太(神戸)、齊藤未月(湘南)、伊藤洋輝(名古屋)といった面々だ。チームの主軸として期待されたMFの安部裕葵(鹿島)や久保建英(FC東京)、GK大迫敬介(広島)は“フル代表”で臨む6月のコパ・アメリカでの招集を見越して選考外となった。

 総勢21選手で開催国のポーランドに乗り込むわけだが、そのなかに3名の高校生が飛び級で選ばれている。とはいえ、実力と実績は申し分ない。

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