桐光学園(神奈川)のエース、西川潤は特別指定選手としてJ1リーグのC大阪に在籍。すでにプロデビューを果たした期待のレフティーだ。
「世界の選手を相手にどこまで自分の武器が通用するか、試したいし、すごく楽しみ。試合に出られたら、チームの勝利のために全力を尽くしたい」(西川)

 高校2年生だった昨年、J2リーグにデビューしたMFの斉藤光毅(横浜FC)は小気味のいいドリブルが持ち味だ。今季に入ってJ2初ゴールも決め、着実にステップアップしている。
「U-20ワールドカップは自分のキャリアのなかでも重要な大会。目に見える結果を出して、飛躍のきっかけにしたい。どういう形で試合に出られるか、わからないけれど、自分の役割をしっかり整理してプレーすることが大事だと思っている」(斉藤)

そして、もうひとりがGKの鈴木彩艶(浦和レッドダイヤモンズユース)だ。現在16歳。2年前にインドで行われたU-17ワールドカップの日本代表に中学3年生のときに選ばれた逸材だ。いわゆる“3番手”のバックアップGKなので、試合に絡んでいくのは難しいと思われるが、「どんな状況に置かれても自分ができることでチームを支えたい」と献身的だ。

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