■勝負の鍵を握るPK戦。
今大会、準々決勝までの44試合で11試合がPK戦に委ねられた。國學院久我山(東京)ら2戦連続でPK戦を戦ったチームもあり勝敗を決める大きな要素となっている。また、4強入りした流通経済大柏は初戦の作陽戦、2回戦矢板中央戦とこれまで2試合のPK戦を経験し、キッカーを務めた全員が成功している。
今大会、準々決勝までの44試合で11試合がPK戦に委ねられた。國學院久我山(東京)ら2戦連続でPK戦を戦ったチームもあり勝敗を決める大きな要素となっている。また、4強入りした流通経済大柏は初戦の作陽戦、2回戦矢板中央戦とこれまで2試合のPK戦を経験し、キッカーを務めた全員が成功している。
■混戦を極める得点王争い。
6人がトップに並ぶ得点王争い。初戦で圧巻のハットトリックを達成した聖和学園FW坂本和雅、初の3回戦進出を成し遂げたチームを牽引した米子北FW君垣隆義、2戦連続ゴール、チームの全得点を叩き出した日章学園MF河野翔太に加え、流通経済大柏FW高澤優也、日大藤沢FW田場ディエゴ、同じくMF中村恒貴の3人は単独トップに躍り出る可能性あり。今大会も残すは全3試合、熾烈な得点王争いの行方にも注目したい。
■激戦を経て出揃った4強の顔ぶれ。最大のサプライズは神奈川県王者。
国立競技場に代わって埼玉スタジアム2002が準決勝、決勝の舞台となった今大会。そんな新たな聖地に立つことを許された4強。ほぼ手中に収めかけていた日本一を惜しくも逃した錯塩のリベンジに燃える星稜(石川)、遡ること第86回大会の決勝戦、藤枝東(静岡)を一蹴し圧倒的な強さで初優勝を飾った7年前の再現を目指す流通経済大柏、今夏の総体4強い、悲願の初優勝を狙う前橋育英(群馬)、そして優勝候補に挙げられていた名門たちの中で一際目を引くのが初の4強進出となった日大藤沢(神奈川)。徳島市立(徳島)、高川学園(山口)らを退け、セミファイナルの舞台に降り立つ神奈川県代表はFW田場ディエゴら攻撃陣の好調が著しい。注目を浴びる日大藤沢、県勢初の日本一へその挑戦は続く。
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