全国高校サッカーインターハイはいよいよラウンド8の戦いへ。4強を懸けた準々決勝を展望する。
【立正大淞南(島根)vs米子北(鳥取)】これまで幾度となく顔を合わせた両チーム。6月の中国大会決勝では立正大淞南が5対4の乱打戦を制し戴冠。打って変わって先月行われたプリンスリーグ中国第9節では接戦の末、米子北が2対1で勝利を飾った。切磋琢磨を繰り広げるライバルの実力は均衡。激戦必至の山陰対決がラウンド8の舞台で実現した。 7ゴール大勝で初陣を飾った1回戦佐賀学園(佐賀)戦から西武台(埼玉)、明徳義塾(高知)を連破し5年ぶりの8強入りを決めた米子北は、準優勝に輝いた09年度以来となる4強進出を目指す。3戦連続ゴール中のFW谷口喬亮らを前線のターゲットに据え、これまで同様序盤から積極的な攻撃を仕掛けていきたい。 対する立正大淞南(島根)も通算3度目となる4強進出へ余念がない。今大会はここまで2度のPK戦を経験するなど、瀬戸際の戦いが続いているが接戦をモノにする粘り強さがチームに根付いているだけに混戦必至の次戦も勝機は十分だろう。攻撃面では前回大会2ゴール、今大会はここまで1ゴールに留まっているエースFW井上直輝の更なる奮起に期待したいところだ。▽米子北チームデータ
“県8連覇の米子北(鳥取)、伝統の堅守速攻に磨きをかけて初の日本一に挑む!
▽立正大淞南チームデータ
“山陰の雄”が目指すは初の日本一!立正大淞南(島根)が10度目の全国総体に挑む!
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