写真:大津FW一美和成

 新人戦、インターハイ予選、選手権予選を制し、県内3冠を成し遂げた大津が選手権の舞台に帰ってくる。熊本大会決勝では東海大星翔を7-4で撃破。準決勝でも済々黌に10-0の圧勝と圧倒的な強さをみせつけての選手権出場となった。

 今大会に臨むチームは来季のガンバ大阪入団が内定しているDF野田裕喜、FW一美和成のU-18日本代表コンビを攻守の要とし、プリンスリーグ九州得点王のMF原岡翼やアンカーの位置を務めるMF河原創がその脇をがっちりと固める。チームにとって最大のストロングポイントは県予選4試合で26得点を叩き出した破壊力満点の攻撃力。

 迎える本大会初戦では前回大会準優勝校・前橋育英(群馬)と激突。1回戦屈指の好カードを制し、初の全国制覇へ向けて弾みをつけたい。

第94回高校サッカー選手権:大津チームデータ

■年、回数:3年ぶり16回目
■選手権における最高成績:8強(2008年度)
■創部:1972年
■部員数:128名
■監督:平岡和徳
■主なOB:巻誠一郎(ロアッソ熊本)、武田洋平(セレッソ大阪)、植田直通(鹿島アントラーズ)
■予選結果
決勝:7-4 vs 東海大熊本星翔
準決勝:10-0 vs 済々黌
準々決勝:5-1 vs 熊本学園大付
4回戦:4-1 vs 東稜

▽2015年高校サッカー選手権熊本大会結果
高校サッカー選手権熊本大会結果