県内3冠を達成した四日市中央工(三重)が失意の1年を経て2年ぶりの全国ピッチへ戻ってくる。昨季は県予選決勝で宇治山田商に敗れ6連覇を逃す憂き目にあったが、それでも今大会は準決勝では三重を、決勝では海星を一蹴し前評判通りの優勝を収めた。来季のサンフレッチェ広島入団が内定しているMF森島司や県大会決勝戦で2ゴールを挙げ勝利に貢献したFW小林颯、そしてFW伊藤圭都ら好選手を擁し今大会も上位進出の有力候補に挙げられる。

 前回出場の第92回大会では準決勝まで駒を進めるも富山第一にPK戦の末に敗れ涙を飲んだ。そして、2年ぶりに選手権に帰ってきた四日市中央工の注目の初戦の相手は明秀日立(茨城)。狙うは24年ぶりの日本一。

第94回高校サッカー選手権:四日市中央工チームデータ

■年、回数:2年ぶり32回目
■選手権における最高成績:優勝(1991年度)
■創部:1963年
■部員数:123名
■監督:樋口志郎
■主なOB:坪井慶介(湘南)
■予選結果
決勝:4-2 vs 海星
準決勝:3-2 vs 三重
準々決勝:1-0 vs 鈴鹿
3回戦:8-0 vs 四日市
2回戦:2-1 vs

▽2015年高校サッカー選手権三重大会結果
高校サッカー選手権三重大会結果