写真:河崎護監督(星稜)
4強が出揃い佳境を迎える第94回全国高校サッカー選手権大会。各チームが9日に行われる準決勝へ向けた調整に余念がない中、チームを指揮する監督も選手同様、様々な思いを抱えている。
前回大会に続く連覇が懸かる星稜(石川)を率いるは河崎護監督。かつて本田圭佑(ACミラン)や豊田陽平(サガン鳥栖)らを育て上げた名将は自身にとって初の全国制覇を目指す。チームが25回目の挑戦にして初戴冠を果たした昨季は、直前の交通事故の影響で戦況を病院から見守っただけに、今大会に期す思いはより一層強いだろう。
東京勢として17年ぶりとなる準決勝進出を果たした國學院久我山(東京)。07年の監督就任以降、チームを常勝軍団に育て上げた李済華氏からバトンを受け継いだ清水恭孝監督は就任初年度にして今季は総体、選手権ともに全国へと導いた。李氏が築いた伝統を守りつつ、新たな風を吹き込んだ清水監督の手腕は大きな注目を集めている。
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