写真:総体3回戦vs広島皆実(広島)より

 高校サッカードットコムでは全国津々浦々、強豪校の2015年シーズンを振り返る!今回は今季のプリンスリーグ北海道を圧倒的な強さで制した旭川実(北海道)をピックアップ。

【 旭川実(北海道)・4年ぶりプリンスリーグ制覇!総体では同校初の16強入りを果たす 】

 全14試合を戦い積み上げた白星は13個。開幕から怒涛の12連勝を飾り、4年ぶりにプリンスリーグ北海道を制した旭川実。得失点共にリーグトップの数字を叩き出しまさに圧倒的な強さで戴冠を果たした。また、3年ぶり4回目の出場となった夏の総体では奈良育英(奈良)、大阪桐蔭(大阪)を連破し同校初の16強入り。3回戦では惜しくも広島皆実(広島)に敗れたが堂々の勝ち上がりを披露した。

 しかし、迎えた2105年の集大成ではまさかの苦杯。これまで着実に好成績を並べ、手応えを得て迎えた選手権予選では2回戦で帯広北に競り負け、全国出場の夢は儚くも散る結果に。悔しさを胸に、新たなシーズンは北海道3冠を目指す戦いとなる。国体出場経験を持つFW佐藤玲那也や、守備の要として期待が寄せられるDF松井煕らを中心に壮大な目標へと突き進む。

▽2015年主なシーズン戦績
リーグ戦:プリンスリーグ北海道優勝
総体:全国大会3回戦敗退
選手権:北海道大会2回戦敗退

▽2015年ピックアッププレーヤー
【FW荒川勇気】
 184cmの長身を生かしたプレーでゴールを量産。全国総体では1回戦奈良育英(奈良)でハットトリックをマークすると、プリンスリーグ北海道でも9ゴールを挙げる大活躍。得意の空中戦のみならず足元の技術にも長け、チーム随一の点取り屋として君臨した。 

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旭川実