高校サッカードットコムでは全国津々浦々、強豪校の2015年シーズンを振り返る!今回は立正大淞南(島根)をピックアップ。
【立正大淞南(島根)・全国総体4強も悔しさの残る年に】
今や全国にその名を轟かす立正大淞南高校。1996年、選手権に初出場して以来出場回数は14回を数え、2013年以降は3年連続の出場を果たしている。
2015年の全国総体では5試合中3試合でPK戦を制し4強入り。堅守と粘り、そしてゴールへの強い意識で「山陰の雄」の所以たる強さを発揮した。準決勝では絶対王者の東福岡と対戦。開始5分、こぼれ球に反応した井上直輝の先制ゴールで幸先の良いスタートとなったが、結果は2-5と大きく差を広げられてしまった。
つづく選手権島根県大会では2回戦からの登場で初戦の11-0という圧倒的スコアを皮切りに準々決勝、準決勝といずれも無失点。3戦22発という数字を残しながらも、決勝では大社と対戦し0-1で涙を飲む結果に。1996年、全国の舞台に初出場して以来、その出場回数は14回を数え、2013年以降は3年連続の出場を果たしていたが、今回、記録更新とはならなかった。
また、プリンスリーグ中国では、年間を通したリーグ戦でも安定した強さを誇り2位に輝く。そしてプレミアリーグ参入戦に挑戦。四国1位の徳島市立にPK戦の末敗れてしまったが、来季もプリンスリーグでの躍進が楽しみだ。
尚、2016年2月に閉幕した新人戦ではライバル大社を倒し無失点のまま頂点に立ち、中国大会への進出を決めている。
▽2015年主なシーズン戦績
リーグ戦:プリンスリーグ中国2位
総体:全国大会4強
選手権:島根県予選決勝敗退
立正大淞南