星稜(石川)は綾羽(滋賀)との初戦

 7月27日に開幕を迎える平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技。北信越地区からは帝京長岡(新潟)、市立長野(長野)、高岡第一(富山)、星稜(石川)、福井工大福井(福井)が各県の予選を勝ち抜き全国総体への出場を決めた。

 石川予選決勝では初優勝を狙った鵬学園をMF松尾航平とFW窪田翔のゴールで2-0で退けた選手権4年連続4強以上の星稜が今夏も全国の舞台に立つ。初戦の相手は初出場の綾羽(滋賀)。

 帝京長岡は新潟予選決勝で新潟明訓とのプリンスリーグ北信越勢対決を延長戦の末に1-0で制し、4年ぶりの頂点に返り咲き全国の舞台に帰ってくる。1回戦の相手は帝京大可児(岐阜)。

 長野からは東京都市大塩尻、創造学園を下し全国切符を初めて掴んだ創部9年目の市立長野が全国の舞台に立つ。14年度にAC長野パルセイロと提携した同校。U-16日本代表経歴を持つMF新井光らを中心に初の全国の舞台でどういった戦いをみせるのか。その市立長野の初戦は開催県の第2代表・瀬戸内(広島2)。また、富山予選では昨年度の選手権出場校の名門・富山第一を準々決勝で下した高岡第一が前年度優勝校の水橋との決勝をPK戦の末に制した。全国大会出場を決めた高岡第一は1回戦で履正社(大阪2)と対戦する。

 さらに、福井予選では福井工大福井が46年ぶりの優勝を目指し快進撃を続けた高志をFW角谷宗一郎のゴールなどにより3-2で勝利し全国切符を手にした。2年ぶりとなる全国総体初戦では鹿児島城西(鹿児島)と激突する。

▽出場校一覧
新潟:帝京長岡(4年ぶり5回目)
長野:市立長野(初出場)
富山:高岡第一(2年ぶり3回目)
石川:星稜(5年連続25回目)
福井:福井工大福井(2年ぶり2回目)

▽2016年高校サッカーインターハイ特設サイト
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