前回大会優勝時の東福岡の選手達
夏の祭典、平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技が今月末に開幕を迎える。各都道府県の代表校が広島を舞台に熱戦を繰り広げる。今大会の注目は男子・女子共に全国総体連覇の記録。
まずは男子。全国総体サッカー競技が初めて開催された1966年の青森大会から連覇を達成したのは、清水東(1980年、1981年)、四日市中央工(1983年、1984年)、市立船橋(1987年、1988年と2007年、2008年)、清水市商(1989年、1990年)、国見(2003年、2004年)、と東福岡(2014年、2015年)の6校。
そして今夏、東福岡が史上初の3連覇に挑む。3連覇に挑む東福岡は2回戦からの登場で中津東(大分)と昌平(埼玉1)の勝者と激突する。ライバル校からのマークがますます厳しくなる中、王者・東福岡は市立船橋(千葉)をはじめとする全国の強豪校を退けて史上初の3連覇達成を目指す。
続いて女子は全国総体に同種目ができた2012年の長野大会より、現在負けなしで4連覇中(※2013年は村田女子(東京)との両校優勝)の日ノ本学園(近畿1、兵庫)が5連覇達成を目指し今夏も全国総体の舞台に立つ。前回大会は苦しみながらもPK戦の末に大商学園(大阪)を下し優勝を果たした日ノ本学園。その女王・日ノ本学園は5連覇をかけてまずは初戦で桜の聖母学院(東北2、福島)と激突する。女王・日ノ本学園の全国総体での不敗神話は今夏も続くのか。
男子、女子共に運命の決勝戦は8月2日に広島広域公園エディオンスタジアム広島で行われる。夏の高校日本一が決まるその日に、両校の選手達はピッチに立っているのだろうか。夏の高校日本一の称号を懸けて戦う各校の戦いぶりに注目だ。
▽全国高校総体サッカー競技スケジュール【男子】開催期間:2016年7月27日~8月2日
開会式:7月26日
1回戦:7月27日
2回戦:7月28日
3回戦:7月29日
準々決勝:7月31日
準決勝:8月1日
決勝:8月2日
▽全国高校総体サッカー競技スケジュール【女子】
開催期間:2016年7月29日~8月2日
開会式:7月28日
1回戦:7月29日
準々決勝:7月30日
準決勝:7月31日
決勝:8月2日