7月27日に広島県で開幕した夏の高校日本一を懸けた高校サッカーインターハイ(総体)は8月2日にいよいよ決勝を迎える。8月1日に行われた準決勝では市立船橋(千葉2)と流通経済大柏(千葉2)の両校が勝利し決勝進出を決めた。
決勝進出を決めた高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEAST所属の千葉の両雄が8月2日にエディオンスタジアム広島で夏の高校日本一の座を懸けて3年ぶりに激突する。3年ぶりの優勝を目指す市立船橋は準決勝では2回戦で東福岡(福岡)撃破の昌平(埼玉1)をFW太田貴也のゴールで1-0で下し決勝に駒を進めた。一方、流通経済大柏はJ内定のGK廣末陸、MF高橋壱成ら多くのタレントを擁す青森山田(青森)に今大会初失点を喫するも、途中出場のFW河西守生の後半AT弾によりプレミア勢対決を2-1で制し、決勝に駒を進めた。
千葉県勢の両校による全国総体決勝は2008年、2013年に続いて3年ぶり3度目。2008年大会は天候不良により両校優勝となり、2013年大会は市立船橋がFW石田雅俊(現SC相模原)の2ゴールなどによって4-2で勝利し夏の高校日本一に輝いた。また、今シーズンは千葉予選決勝では延長後半のFW中村翼の決めた決勝ゴールにより1-0で流通経済大柏が勝利。プレミアリーグEASTの第9節ではFW太田貴也の決勝ゴールによって市立船橋が1-0で勝利した。今夏の全国総体も残すところあと1日。果たして、広島の地で夏の日本一の称号を手にするのはどちらの高校になるのか。
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