前回大会東福岡(福岡)の優勝で幕を閉じた全国高校サッカー選手権大会。注目の全国選手権は今年も12月30日に開幕を迎える。強豪校や常連校の敗退が目立った予選を終え、48の代表校がいよいよ来月末から首都圏の各会場で高校日本一の座を懸けて熱戦を繰り広げる。

6度目の日本一を狙う市立船橋イレブン

■帝京(東京)、国見(長崎)が戦後最多の優勝回数 日本一に6度

 戦後最大の優勝回数を誇るのは今冬の選手権大会への出場権を今年もあと一歩のところで得られなかった東京の帝京と同じく選手権出場を逃した長崎の国見。その優勝回数は6回で帝京国見が最後に日本一に輝いたのはそれぞれ第70回と第82回となっている。続いて3位には今夏の全国総体優勝でJ内定の3選手、杉岡大暉、原輝綺、MF高宇洋らを擁する市立船橋(千葉)が5度冬の高校日本一に輝いている。2年連続で千葉予選を制し本大会に駒を進めた市立船橋は今冬の全国大会で優勝し、ランキングトップに並ぶことは出来るのか。

 通算3度の日本一を経験している連覇を狙うDF小田逸稀、MF高江麗央、MF藤川虎太朗らを擁する東福岡は6位タイにランクイン。前回大会王者は今冬、4度目の日本一を狙う。

▽優勝回数ランキング  
1位(6回): 帝京(東京)
1位(6回): 国見(長崎)
3位(5回): 市立船橋(千葉)
4位(4回): 市立浦和(埼玉)
4位(4回): 藤枝東(静岡)
6位(3回) : 県立浦和(埼玉)
6位(3回) : 浦和南(埼玉)
6位(3回) : 清水商(静岡)
6位(3回) : 東福岡(福岡)

▽第95回全国高校サッカー選手権
第95回全国高校サッカー選手権日程一覧