12月30日に開幕した第95回全国高校サッカー選手権は1月3日に8強が出揃った。8強入りを果たしたのは東福岡(福岡)、東海大仰星(大阪)、駒澤大学高等学校(東京)、佐野日大(栃木)、正智深谷(埼玉)、青森山田(青森)、滝川第二(兵庫)、前橋育英(群馬)の8校。

 東福岡(福岡)、青森山田(青森)といった優勝候補が8強入りを果たした一方で全国総体優勝校でJ内定の3選手DF杉岡大暉、DF原輝綺、MF高宇洋らを擁する市立船橋(千葉)や圧倒的な強さで選手権長崎予選、そしてプリンスリーグ九州を制した長崎総科大附(長崎)、選手権常連の富山第一(富山)、立正大淞南(島根)、米子北(鳥取)らは全国の舞台から姿を消した。

 高円宮杯チャンピオンシップを制した初優勝を狙うFC東京内定GK廣末陸、千葉内定MF高橋壱晟ら擁する青森山田は初戦となった2回戦の鵬翔(宮崎)戦、3回戦の聖和学園(宮城)戦をともに5-0で勝利し圧倒的な強さで全国8強を決めた。続く準々決勝は立正大淞南(島根)、関東一(東京B)、創造学園(長野)を退け初の全国8強入りを決めた正智深谷(埼玉)と対戦する。また、大会連覇を狙う東福岡東邦(愛知)、鹿児島城西(鹿児島)を連破しての8強入り。次戦では3回戦で2013年度優勝の富山第一(富山)を下し過去最高の8強に並んだ東海大仰星(大阪)と対戦する。

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▽第95回全国高校サッカー選手権
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