中国勢は第96回全国高校サッカー選手権で8年連続出場の高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグWEST所属の米子北(鳥取)が8強入り、作陽(岡山)が16強入りを果たした一方で、四国勢は全校が初戦敗退となった。

 まずは中国勢。米子北はU-18日本代表FW 加藤拓己擁する山梨学院高等学校(山梨)を撃破するとその後も勝利を重ね、準々決勝では前橋育英(群馬)に力負けするも同校初の8強入りを果たした。3年ぶりの全国選手権出場となった作陽(岡山)は3回戦で日本文理(新潟)に惜しくもPK戦の末に敗れ準々決勝進出を逃した。また、高川学園(山口)は県予選決勝で県内3冠を狙った静岡学園を下した初出場の清水桜が丘(静岡)にPK戦の末に勝利するも次戦で長崎総科大附(長崎)に敗れ2回戦敗退となった。その一方で、プリンスリーグ中国勢の立正大淞南(島根)と広島皆実(広島)はそれぞれ日本文理(新潟)と昌平(埼玉)に初戦で敗れ未勝利のまま全国大会を去った。

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▽第96回全国高校サッカー選手権
第96回全国高校サッカー選手権日程結果一覧