12月30日から首都圏で開催される第97回全国高校サッカー選手権。中国および四国地方からは9校が出場し冬の高校日本一をかけて全国の強豪校としのぎを削る。

　鳥取予選では県内では向かうところ敵なしの米子北が9連覇を達成。島根予選ではプリンスリーグ中国所属で大会3連覇を狙う立正大淞南が前回大会準優勝で3年ぶりの優勝を目指す大社に先制を許すも藤井奨也の2発により逆転に成功。2-1で勝利し3年連続17回目の優勝を決めた。岡山では岡山学芸館がプリンスリーグ中国で共に戦う作陽を撃破し2年ぶりとなる選手権出場を決めた。広島では6連覇を狙った広島皆実を瀬戸内がMF宮本大貴の延長後半の決勝弾により下し初の全国選手権出場を果たした。山口県からはプリンスリーグ中国で戦う高川学園(山口)の3連覇を阻止した西京が5年ぶりに全国大会への切符をつかみ取り初戦で高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEASTで戦う県予選を無失点のまま制した富山第一と対戦する。