12月30日に開幕する、第97回全国高校サッカー選手権。北海道・東北地区からは高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEAST所属の青森山田(青森)やプリンスリーグ北海道勢の旭川実(北海道)、プリンスリーグ東北勢の4校尚志(福島)、仙台育英(宮城)、秋田商(秋田)、遠野(岩手)、山形県リーグ1部の羽黒(山形)が全国の強豪校と激突する。

 北海道は昨夏のインターハイで北海道勢23年ぶりとなる8強の旭川実北海道大谷室蘭に先制点を許すも、江嶋直樹のゴールで前半の内に同点に追いつくと後半には山内陸が逆転ゴールを決め2-1で勝利し3連覇を達成した。岩手県では遠野が6年連続となる全国大会出場を決めた。抽選会の結果により2大会連続で岡山県勢と顔を合わせることになった遠野は前回大会は初戦となった前回大会2回戦(試合レポート)作陽に1-2で敗れており、まずはそのリベンジを狙う。秋田県では44回目となる選手権出場を秋田商が決め、全国の舞台では14大会ぶりの県勢1勝を目指す。

【次のページ】 青森県大会は絶対王者が22連覇

▽第97回全国高校サッカー選手権
第97回全国高校サッカー選手権日程結果一覧