前回大会覇者で今年度のプリンスリーグ北海道王者の旭川実2018年度全国総体16強の札幌大谷撃破でプリンスリーグ北海道を8位で終えた北海道大谷室蘭の全国切符をかけた大一番。昨年と同カードとなった全道大会決勝は4年ぶり31回目の全国大会出場を目指す北海道大谷室蘭が25分にMF窪之内新太のゴールで先制。一方、先制を許してしまった旭川実だったが38分にDF江嶋直樹が決め試合を振り出しに戻すと58分にはMF山内陸がゴールを奪いついに逆転に成功する。その後、スコアは動かず北海道大谷室蘭をシュート1本に封じた旭川実が史上3校目となる3連覇を達成した。

 抽選会に臨んだCB西川知広主将は「今回の目標はベスト4。今年は個は強くないのですが、その分を組織力でカバーしていきたいです」とコメント。北海道勢23年ぶりとなる全国総体8強入りを果たした昨年からFW西村歩夢やMF山内陸など多くのレギュラーを残す旭川実は全国大会初戦で和歌山北(和歌山)と対戦する。 

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