鈴木冬一主将
総体予選で初戦敗退となった昨年度全国8強でプリンスリーグ九州所属の長崎総科大附(長崎) は3月にセレッソ大阪U-18(大阪)から加入した湘南内定のU-18日本代表MF鈴木冬一の1ゴール2アシストの活躍により2018年度全国総体出場校の長崎日大撃破の長崎南山を3-0で退け全国切符を3年連続で手にした。
FW安藤瑞季(セレッソ大阪)やFW荒木駿太(駒澤大)らを擁した前回大会では安藤を欠いた準々決勝で流通経済大柏(千葉)に敗れるも、中京大中京(愛知)、高川学園(山口)を撃破すると3回戦では見事に優勝候補筆頭だった全国2連覇を狙った青森山田(青森)を撃破し、同校史上最高となる8強入りを果たした。しかし、昨年より大きくメンバーが変わった今年は総体予選で初戦敗退をするなど苦戦を強いられた。
抽選会に出席した今大会注目選手のMF鈴木冬一主将は「目の前の試合に集中したいです。個々の力は昨年より劣るところはありますが、組織力は成長しているので一丸となって戦いたいです」と力強くコメントした。全国大会では初戦となる2回戦でプリンスリーグ東海所属で創部14年目で初の全国選手権出場となる浜松開誠館(静岡)と戦う。
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