6年連続でプレミアリーグEAST所属の市立船橋と第97回全国高校サッカー選手権千葉予選決勝で対決した流通経済大柏は14分にMF熊澤和希がこぼれ球を押し込み先制に成功。後半終了間際にはダメ押しとなるヘディングシュートをFW岡井竜が決め勝負あり。2-0の完封勝ちで勝利し見事に全国切符を手中におさめた。

　今年の流通経済大柏は総体予選では習志野に敗れ4強止まりとなり全国大会出場を逃すも、プレミアリーグEASTでは上位に食い込み、選手権予選では決勝で宿敵・市立船橋を撃破し見事に全国切符を手にした。

　高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEAST所属で鹿島加入内定のDF関川郁万擁する流通経済大柏(千葉)は初戦でプリンスリーグ四国所属の徳島市立(徳島)と対戦することが決定。

　流通経済大柏のFW左部開斗主将は「インハイ後に僕自身がBチームに降格したときに感じたBチームの元気と明るいプレーが自分を変えました。キャプテンになった時、この雰囲気をAチームに取り込もうと思いました。千葉県代表として去年決勝で負けた借りを返したいです」と大会への意気込みを語った。

　激戦区千葉を制して2年連続で臨む全国大会。流通経済大柏は11年ぶりの冬の高校日本一を目指す。