山口卓己主将

 2017年度大分新人戦覇者の柳ヶ浦と1-1で前半を折り返した大分は48分にFW菊地孔明が勝ち越しゴールを決めると76分にはDF荻本翔が加点しリードを2点に広げる。後半アディショナルタイムに柳ヶ浦に追加点を許すも3-2で勝利した大分は2年ぶりに全国切符を手にした。 

 「個性が豊かで結束力の強いチームの強みを発揮し、ベスト4以上を目指します」と宣言したMF山口卓己主将。今年の大分は、新人戦は8強で終わるも、平成30年度全国総体大分予選は制し2018年度全国総体出場を果たした。その全国総体では無念の1回戦敗退となるも、選手権予選では再び県内のライバル校を押しのけて全国への扉を開いた。そして、迎える冬の全国の舞台では、まずは持ち前のチームの結束力で夏に手にすることが出来なかった白星を狙いに行く。目標はあくまで2011年度の4強以上だ。

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▽第97回全国高校サッカー選手権
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