林幹太主将

 プリンスリーグ関西所属の滝川第二を準決勝で撃破した初優勝を目指す県リーグ1部の県立西宮をMF唐山明大の2発により2-1で退け、関西学院は半世紀ぶりとなる全国選手権出場を決めた。

 昨年度は決勝で敗れあと一歩のところで全国を逃した関西学院。今年は新人戦、そして総体予選と共に上位進出は叶わず。しかし、迎えた選手権予選では昨年度に続き決勝まで登りつめると、2-1で勝利をおさめ見事に1968年度大会で初戦で習志野(千葉)に2-3で敗れて以来50年ぶりに全国切符を手にした。

 抽選の結果、名門・星稜(石川)と初戦で対戦することが決まった。決勝で2ゴールを演出したMF林幹太主将は「これまでのOBの方々が出来なかったことを成し遂げてうれしいです。まずは、星稜という名門と試合ができるので、初戦を突破したいです」とコメント。1961年度は4強進出を果たした関西学院の新たな一歩に注目だ。 

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