倉貫直人主将

 プリンスリーグ関西所属で7連覇を狙った総体予選準優勝の京都橘が決勝を前に姿を消した今大会。大会を制したのは夏の全国総体4強入りを果たしたプリンスリーグ関西を7位で終えた東山だった。

 京都橘撃破で総体予選4強の京都共栄との決勝は1-1のまま延長戦に突入。東山はこれを5-4で見事に制し京都3冠を達成した。

 新人戦、選手権予選、リーグ戦(福井県リーグ1部)を制した来季からのプリンスリーグ北信越参入を決めている丸岡(福井)との対戦が決まり、MF倉貫直人主将は「東山らしさを出して、1試合1試合を大事に戦いたいです」と語ると共に、チームの特徴を「堅い守りと、伝統的なサイド攻撃です」とコメントした。22年ぶりの冬の全国で、夏に続き躍進を狙う。

 

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