平成が間もなく終わろうとしている。高校サッカードットコムでは平成の30年間を振り返る。今回は国内は「平成不況」の始まり。国際社会で「湾岸戦争」と「ソ連崩壊」の2つの大きな出来事が起こった1991年(平成3年)を振り返る。

バブル崩壊、湾岸戦争、ソ連崩壊

 国内はバブル景気の終焉と「失われた××年」の始まり。戦後最長の好況を続けた日本経済は、証券・金融不祥事が続出して後退、ついに「バブル経済」が弾けた。国際社会では「湾岸戦争」と「ソ連崩壊」の2つの大きな出来事が起こった。湾岸戦争は米国を中心とする多国籍軍のイラク空爆開始により、戦争へ。多国籍軍はハイテク兵器や空爆でイラク軍を攻撃し、2月24日には地上戦に突入。多国籍軍は地上戦開始から100時間後にクウェートを解放し、3月3日に停戦となった。そして、この年の12月にはゴルバチョフ大統領が退陣し、アメリカとともに20世紀の世界秩序を築いた超大国・ソビエト連邦が69年の歴史に幕を降ろした。

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