平成が間もなく終わろうとしている。高校サッカードットコムでは平成の30年間を振り返る。今回は少年犯罪が相次いだ20世紀最後の2000年(平成12年)。高校サッカー界では国見(長崎)が夏冬連覇を達成した。
少年による凶悪犯罪相次ぐ 少年法の罰則強化
この年に起きた西鉄高速バスジャック事件などの少年による凶悪犯罪が続発したことを受け、与党三党は少年法改正案を国会に提出。そして、刑罰対象年齢の下限を16歳から14歳に引き下げるなど厳罰化を柱とする改正少年法が成立した。国内では痛ましい事件や自然災害が多発した一方で、海外ではシドニー五輪で高橋尚子が女子マラソンで初の金メダル獲得。白川英樹名誉教授はノーベル化学賞を受賞した。